やぁ同志よ元気にしているかい?
資本主義の囚人シアンだ。
てめぇは誰だっていう奴はFile.00_身も心も死んでいた【プロローグ】を参照してくれ。
最近は暑さも原因ではあるが、トレーニングの伸びが停滞気味なのでたまには気分転換にプリズナートレーニングの本を読み直したり酒を嗜んだりしている。
一度読んだ本も読み直すと新たな発見があるから面白い、読書は是非オススメするライフワークだぞ。
さて今日は、プリズナートレーニングの本に書かれているプロテイン不要は、本当に不要なのかについて書いていこうと思う。
現代の食事は栄養豊富だ。
そこを意識しながら見てもらえると理解できるだろう
それでは目次からどうぞ
そもそもなぜプロテインを飲むのか?
なぜこの問いかけをするかと言うと、巷では筋肉を付けるのにプロテインが必要だと大した根拠もなく宣伝している広告をよく見るからだ。
だから今日は、本当にプロテインが必要なのか、学会の発表資料も引っ張り出して調べてきたぞ。
まずプロテインとはなにかってところから説明しよう。
プロテイン=タンパク質
実にシンプルだろ?
プロテインは英語での呼び名であって、変な筋肉増強剤なんて入っていないから安心してほしい。
よく女性との会話で怪しい飲み物と誤解されがちだが、ただのタンパク質なのは間違いない。
タンパク質とは?
タンパク質は、筋肉や内臓、血液や爪、髪や皮膚、骨などを作っているだけでなく、病気などに対する免疫抗体の原料、エネルギーやホルモン、ヘモグロビンなど、さまざまなカタチでカラダのなかに存在している。
タンパク質は、人間が生きていく上で大変重要な成分と言う事だ。 不足すると爪や皮膚に異常が出るので注意して欲しい。
不足しないために必要な摂取量は?
生命を維持するのにタンパク質は欠かせない、先ずは最低限摂取すべきタンパク質の量を知ておこう。
米国医学研究所(Institute of Medicine:IOM )の推奨する、「タンパク質の摂取基準(Dietary Reference Intakes:DRIs)」タンパク質の体重1kg当たり一日推奨栄養所要量(RDA)は、0.8gとされてきた。例えば体重60kgの人は、RDAは48gになる。
要約すると、体重kg×0.8gの摂取が望ましいとなる。
体重70kgで56g必要で、ゆで卵に換算すると7.2個分だな。
ビーフステーキは620gとなる。
意外と多く感じる人がほとんどだろう。
次にトレーニングをしている人が取るべき推奨量を書いていく。
筋トレで摂取すべきタンパク質量は?
一日1〜1.2 g/kgのタンパク質摂取が様々な代謝系に有利に働くことを、米イリノイ大学のライマン博士たちが2015年のAJCN誌に報告している。
こちらも短期間の調査ながら、高タンパク食が筋肉合成や筋肉の量および強度、機能の向上に関与することが示された。
一日あたりの総タンパク質摂取量のみならず、毎食あたりの摂取量が、筋肉合成などに良い影響を与える。
一食25~30 gのタンパク質と、必須アミノ酸であるロイシン2.2g以上の摂取で、筋肉のタンパク質合成の速度は最大に達成する。
また、身体活動が筋肉のタンパク質合成を強めることから、研究者たちはタンパク質に関する勧告は、運動と関連づけて行われるべきと提案している。
トレーニングをしている人は、傷ついた筋肉の修復を促すためにより多くのタンパク質が必要なのがおわかり頂けただろうか?
体重70kgの人が必要とするタンパク質は70gだとして
ゆで卵9個分、ステーキ800gとなる。
毎日食べるとなれば肉体的にも、財布的にもきついものとなるが不可能ではないだろう。
結論
上記の事柄を踏まえてまとめると
“プロテインは不要”っという事になる。
補足として普段の食事で摂取できるタンパク質の量を把握しそれをクリアできるなら不要である。
クリアできない場合は不足分をプロテインなどのサプリメントで補うのが現在の最適解となる。
しかし人の遺伝子はそれぞれ多様で一概に当はめるのは難しい。
自身の体調に応じてタンパク質は体重kg×0.8g~1.2gの範囲で調整するのが望ましいとなる。
私がいつも世話になっているブログだ、合わせてこちらも読んでもらえると理解が深まるだろう。
リハビリmemo
本日は以上だ
同志の未来に幸があらんことを祈り本日は閉じよう
では