やぁ同士よ元気にしてるかい?

資本主義の囚人シアンだ。

 

テメーは誰だって言うやつは、File.00_身も心も死んでいた【プロローグ】を参照よろしく!

 

 

さて、今日は私の人生の恩師【ポール・ウェイド】氏を紹介しよう。

海外ではコンビクトコンディショニング、日本ではプリズナートレーニング(和訳)と言われる著書を発行している。

 

キャッチフレーズは「ジム通い不要、プロテイン不要」


日本で販売されている表紙は刃牙の作者が描いた絵だが、表紙を外すとイカした中表紙が現れる。

 

プリズナー・トレーニング 中

 

通勤電車での読書に人目が気になるって方人は、派手なカバーは外した方が読みやすいだろう。

 

さて今回これを紹介しようと思った理由は

どうもフィットネス業界と言うものは、初期のユーザにめいいっぱいお金を使わせようとする風潮がある。

 

対費用効果はほぼゼロなのにだ。

 

資本主義なら利益が出なければ破綻するのでできるだけ金を出させようとするのは当然と言えば当然なのだが

何せえげつない物まで最近よく目にする。悲しいが奴らは利益の最大化が全てなのだ。

 

商品に頼っているうちは、身体の変化も乏しいし真の意味で理想を手に入れるには程遠い

えげつない商品の例として

 

例えば〇剛金シャツ?なんだあれは?ただのパツパツのTシャツだよな。

6パッド?電子的な腹筋500回した所でスクワット15回分にしかならねーよ。

HMB?プロテインと併用は良いが不要になるわけでは無い。タンパク質の充実が先だ。

 

テメーらトレ二ー舐めんな!っと言いたいわけである。

 

かく言う私も、トレーニング初めは色んな物に手を出し金が飛んでいった。

 

エアロバイク、トレーニングチューブ、ダンベル、プロテイン、エクステンドBCAA、ウコン、マルチビタミンミネラル、クレアカリン、スピルリナ、マカ、DHA・EPA、ス〇〇〇ドなど

 

約2年間トレーニングして思ったのは、商品に頼っているうちは、身体の変化も乏しいし真の意味で理想を手に入れるには程遠いということだ。

 

筋トレを通して人生の教訓を学んだ。衝撃的なトレーニング本との出会い。

本当に必要な物を手に入れるには、血の滲む様な努力をしなければならない。

 

これは森羅万象、古今東西変わらぬ法則だ。

(血のにじむような努力をした話_File.09_【番外編】《過去~現在》死地からの生還、筋トレは最強のソリューションだ)

 

・継続する事は力になる

・学ぶ姿勢を持ち学び続ける

・努力している人を見分ける事

・フィジカルこそ最大の資本力

 

この教訓は間違いない。

しかしトレーニー1年生だった私は「仕入れた知識」の精査はできなかった。

 

よさげなトレーニング本を読み漁り、各書の共通点を絶対的なものだと盲信していた。

そうして「筋トレにはウエイト(負荷)が必要不可欠だ」そんな思考が根付いた頃…

 

衝撃的な本に出会った。

 

プリズナートレーニング(コンビクトコンディショニング又はキャリステニクス)

という本である。

 

それは身体をコントロールし自重のみで圧倒的な力を手に入れるトレーニング教本。

私の考えを根幹から覆す、なんとも厨二病的なフレーズだ。

 

「古き時代、人は自重のみで強くなっていた」

 

そんなキャッチフレーズだからウエイト信者の私は無視できなかった。

この本は、ウエイトトレーニングの動作は人体の構造・可動域に合わないと断言している。

ポールウェイドという人物Link

 

しかしウエイトによる負荷を完全に否定してるわけではなく、身体の構造・能力を理解し自分に合ったトレーニングをしようと言う趣旨で書かれていた。

 

もしウエイトが不要になれば、自宅で手軽に取り組める。

 

「もっと負荷がほしいけど、これ以上はジムに行かなきゃ無理だしなぁ」

 

と金も時間もなかった自分に、それはとてつもなく魅力的に感じたのだ。

 

それにアメリカの囚人が実施していたトレーニングとはどんなものかという純粋に強さに対する興味もあった。

ちょっと表紙が派手だが、書店でふと手にしたこの本との出会いは運命だったと思う。

 

『自重トレーニング < ウエイトトレーニング』という大きな誤解

私は、正直に言うと自重トレーニングを舐めていた。

ウエイトこそ至高と日々トレーニングに励んでいたからだ。

そんな私の前に現れたポールウェイドはこう言うのだ。

 

「ウォールプッシュアップ50回やってみろ」

 

私は、鼻で笑ってしまった。

 

そんなものは、とうにクリアしもっと高度なトレーニングをやっていると。

もっと高度なトレーニングを教えてくれと内心思った。

 

「いいからやってみろ」

 

ポールウェイドに勧められ余裕だと思いながら…

 

スタートポジション、ここでポールウェイドの指導が入る。

 

「各動作に2秒かけろ、ボトムポジションとスタートポジションで1秒静止するんだ。」

 

私は、スロートレーニングになっても50回いける。結果は一緒だと心の中でまた呟く

数が20を超える頃、私の腕は悲鳴を上げた。

肘の靭帯が燃えるように熱くこれ以上は辞めろと脳に警告を出したのだ。

 

それでも気合でトレーニングを続けた。

 

しかし・・靭帯は悲鳴を上げ、フォームは崩れ、次第にトレーニングスピードすら守れなくなる。

ついに30も数えぬうちに、その場に倒れ込んでしまった。

 

「お前の力はそんなものか、だから言っただろうウエイトトレーニングは連動した関節・靭帯を鍛えられない

 

「筋肉の成長が先行し靭帯は取り残される」

 

「お前は、自分の身体をコントロール出来てないのだ」

ポールウェイドの言葉のどれも正しいということに衝撃を受けた。

 

トレーニングを初めて1年半、日々ウエイトトレーニングに励みBIG3(ベンチプレス、デットリフト、スクワット)は、70kg(自重)を持ち上げるだけの筋力が付いていた。

 

初心者は、自身の体重分のウエイトを挙げれれば卒業だと仲間のトレ二ーから教えられていた。

自重を挙げて、自信が付きのぼせ上がっていたのだ。

 

しかし、囚人トレーニングのSTEP1を実施した私は、楽勝だと思っていた上級をクリアする事が出来なかったのだ。

ウエイトトレーニングで作られた私の自尊心は簡単に折れてしまった。

 

本を読み進めていくと、ポールウェイドの理論は本当に素晴らしかった。

 

23年にも及ぶ服役生活で、あらゆる理不尽から身を守る為に作り上げられた、その筋力と理論は様々な出会いから昇華されていた。

 

ネイビーシールズ、プロレスラー、格闘家など様々な出会いの中から学び彼は、己の最適解を見出し自身のトレーニングに取り込んでいったのだ。

 

監獄で彼はこう呼ばれていた 『ザ・コーチ』

 

『ザ・コーチ』ポールウェイドは言う「BIG6を鍛えろ!」

ポールウェイドは、人間が究極の肉体を手に入れる為に必要なトレーニングはBIG6だと断言している。

(各動画)

プッシュアップ

スクワット

プルアップ

ブリッジ

ハンドスタンド

レッグレイズ

(各トレーニングについて内部LINK準備中)

トレーニングを6つの部位に分け鍛え上げる。

そのどれもが、2つ以上の筋肉が連動して成り立つトレーニングだ。

 

2つ以上の筋肉が連動しないといけない、という事は筋肉同士の連携が必要だから、筋力はもちろん神経系の繋がり・関節・靭帯の強化のトレーニングでもあるという事だ。

 

そして何よりウエイトトレーニングより安全だ。

ポールウェイドいわく、ウエイトトレーニングは重い負荷をかけるから関節や軟骨そして骨まで犠牲にしているという。

 

確かに納得してしまった、私は長年腰痛を患っており、ウエイトトレーニングを1年続けても完全に良くはならなかった。

やり方が悪かったかもしれないが、それが私自身に起こっていた事実だった。

 

ポールウェイドはもう一言付け加えた、

 

「現代の筋力トレーニングは、オールアウト(完全燃焼)ばかりを追い求めている、それでしか筋力はつかないと盲信している。」

 

「それではダメなんだ、筋肉は成長するが関節はついていけない」

 

「熟練のトレニーほど身体に深刻な問題を抱えている。」

 

「トレーニングの効率が落ちたらそこで辞めろ、間違ったフォームでトレーニングを続けても体を壊すだけだ。そう筋力を貯金するのだ。」

 

筋力を貯金、初めて聞く言葉だった。

 

死の宣告を受けトレーニングを始めてから1年

私は、喰われてたまるかとがむしゃらにトレーニングを続けてきた。

 

しかしそれではダメなのだ、ポールウェイドは正しい努力をしろと私に教えてくれた。

 

私は、1度ウエイトから離れ1から出直すと決めた。

私が欲しいのは、他人に魅せる身体ではない。

私が求めているのは、身体をコントロールし健康的で、自由に動ける体なのだ。

 

本当に欲しいものは、獣のようにしなやかなフランクメドラノ氏のような筋肉なのだ。

最強の自重トレ二ー

フランクメドラノ様の動画LINK

https://youtu.be/RFPsvF3UOdo

 

ジムも要らない、プリズナートレーニングのウエイトは自身の体重だ。

ぶら下がるところさえあれば、お金もかからない。

公園の東屋の梁でも構わない(←嫁から激しい制止が入るが)


あえて言おう、

私は街に出かけると、ぶら下がる場所があればおもむろにぶら下がってる。

道路標識の柱があれば思わず・・・ (嫁に同情が集まってる気がする)

 

つまり正しい知識と継続する意識さえあれば、自分史上最強の肉体を誰でも手に入れる事ができる。

ポールウェイドはそれをアメリカの監獄の中で実践し手に入れた。

 

私の名前『資本主義の囚人』はこの著書から借りてつけた名前だ。

 

労働者はまさに資本主義の監獄にいる。

ピッタリだと思った。

 

いつでもできるトレーニングは、時間と場所を選ばない、1種目15分もあればトレーニングは完了する。

理不尽な過重労働に晒されていたあの頃、深夜の1時によくトレーニングしていた。

 

嫁から「寝ろ」とドスの聞いた声で脅されながら。それでも己の信念は曲げなかった。

 

行き過ぎた資本主義から、労働力を搾取されても充分に残る体力を身につけようではないか。

それが明日を生きる為の礎になる。

 

過重労働をしいられても君の肉体は疲れを厭わなくなるだろう。

そこから紡ぎ出した一握りの時間を自分に投資するのだ。

 

そうすれば自由と言う名の夢に手を伸ばす事ができるだろう。

私がまさに今その事実を実感している。

 

ようやく、搾取されても残るほどの力を手にいれたのだ。

 

君も私と共にプリズナートレーニングをしてみないか?

 

共に資本主義の監獄から脱獄しようではないか!

私の日々の積み重ねをこちらで配信している。

 

YouTube ジム通い不要の動画集

https://www.youtube.com/channel/UCNbPZN6QYuXrSeIaDpC5Zeg

 

気が向いたらtweetフォローをしてくれ

 

囚人シアン@自重トレ勢

 

同志の未来に幸あらんことを祈り本日も閉じよう

それでは