やぁ同志よ元気にしているかい。
資本主義の囚人シアンだ。今日も元気に7時間の残業をこなしてきた。(前回より悪化w)それでも有り余る体力を駆使してブログを書いている。
テメーは誰だ?って言う人はFile.00_身も心も死んでいた【プロローグ】を参照してくれ。
こんなブラック労働環境の私だが、-15kgのダイエットを成功する事ができた、これも筋トレを続ける事によって得られた大きな効果なのだ。
前回は体の基礎代謝とマクロ管理法について書いた。
そして今回は、痩せない壁を突破する方法を教えたい
この理屈を知る事によって、食事制限だけのダイエットに失敗していた人の、ダイエットの成功率がグッと上がると私が保証しよう。
気になる方は、読み進めてほしい。
目 次
食事管理だけでダイエットを成功させるのは難しい
ダイエットのために食事制限をしている人は多いだろう。だが、食事制限だけに頼ったダイエットは破綻しやすい。
食欲は三大欲求の1つ。そんな大きな欲求を抑え続けることは精神にとても負担をかけるからだ。
前回のダイエットの大原則 『基礎代謝+運動代謝>食事』
ダイエットでストレスを最小にしつつ8ケ月で-12㎏の減量に成功した方法
ダイエットにはもちろん食事制限は欠かせない。
が、そもそもなぜ人間にはこれほど大きな「食欲」という欲求があるのか?人間の歴史を理解するとそれがよく分かる。食事管理だけでダイエットを成功させるには非常に難しいのだ。
下記に説明しよう。
人類の歴史は飢餓との戦いだった
人類が誕生してから近年まで、人類は飢餓との戦いだった。日本で飽食の時代となったのは、ここ60年ほどのこと。昔は今ほど技術が発達していなかったから食料が安定的に作れなかったのである。
食料が不足すると、食物の値段は高くなり庶民は十分な食料が手に入らない。そうすると食べられず栄養不足になり、最悪死んでしまうのだ。
つまり飢餓はいつでもあり得るリスクだった。だから人類の身体は、飢餓による死亡リスクを低減するための工夫がされている。
飢餓のよる死亡リスクを低減するよう進化した人類
その工夫とは食べ物をたくさん食べられたとき、身体の中は一時的にエネルギーが余った状態になる。その余ったエネルギーを脂肪として身体に蓄えるのだ。
脂肪は飢餓に備えたエネルギーの貯蓄なのである。
そしてもう1つ、代謝の低下がダイエットを困難にする。
代謝の低下とは、
身体の中で、最もエネルギーを食う部分の活動を低下させエネルギーの消費量を抑えてしまう働きのこと。
つまり代謝が多い(エネルギーの消費が多い)部分を少なくするのだ。
身体が飢餓状態になったとき、代謝を下げて消費されるエネルギーを減らし生命維持を最優先にするのである。
これらの理由から食事管理だけで痩せるのは非常に難しいとお解りいただけたと思う。
飢餓でも簡単に死なないように人間は進化してきたのだが、これが食事制限だけのダイエットが成功しない理由でもある。
身体の中で1番エネルギー効率の悪いと所は?
実は、身体の中で1番エネルギーを食うのは筋肉なのだ。
だから筋肉がたくさんある人は代謝エネルギーを多く消費するから太りにくい。
しかし身体が飢餓状態に陥った時、過剰にエネルギーを使う筋肉を脂肪より先に分解しエネルギーに変えていく。脂肪の燃焼は身体にとって飢餓に備えた最終手段というわけだ。
そうして基礎代謝を下げる事でエネルギーを節約し、食事から取れるエネルギーとバランスを取るよう働きかける。
これがエネルギー不足による基礎代謝低下の主な原因なのだ。
基礎代謝より少ない食事にしているのになぜか痩せない人がいるだろう。ダイエット失敗の理由の一因は筋肉の分解が優先されてしまったからだ。
筋肉が少なくなった分、基礎代謝が落ちるから少ない食事量でもエネルギーが足りてしまったと考えられる。
【悲報】何もしなくても10年毎に約6%ずつ、筋力量は低下する
また個人差はあるが、20歳ころの筋肉量を基準に考えると、70歳くらいまでに男女ともにおよそ30%の筋力が低下すると言われている。
10年間毎に約6%ずつ、筋力量が低下していることになる。
中年太りの主な原因は、20代の食事量は変わらず筋肉量の低下が起こってしまい、基礎代謝でカロリーを燃やしきれないのが主な原因となる。
つまりダイエットの最難関は『食事からのエネルギーを減らしつつも基礎代謝を下げない』という難しい壁を乗り越えないとならないのだ。
ダイエットには「運動(筋トレが至高)」が必要と言われる理由
狩猟民族時代のなごりで運動(狩り)をすることによって、脳が『筋肉は必要』と判断する。
その脳の働きによって成長ホルモンを維持し、筋肉をエネルギーとして分解するのを防ぐようになる。
筋肉を分解してエネルギーにしてはいけないから、生命活動に必要なエネルギーを脂肪から先に使う身体になるのだ。
こうなれば、ダイエット成功はすぐ目の前だ!
痩せたいならココを鍛えろ!!具体的に鍛える場所とは?
では「具体的な運動について」話をしていこう。
まずは「筋肉クイズ!」
Q)人間の体の中で一番筋肉量の多い場所はどこだろうか?
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答えは、脚(足)
脚の筋肉量は体全体の約70%を占めている。 人間の動作で基礎となる脚は、あらゆる生活・運動において必ず使う部位になる。
また脚は第二の心臓と言われ、脚に集まった血液を再び心臓に送り返すポンプの役割も担いる。脚のむくみに悩んでいる方も脚を鍛えることで改善される。
ダイエット&健康管理を効率的に行うには、脚を鍛えることが一番間違いないと言う事になるのだ。
脚を効率的に鍛えるには?
理想の脚になるために「スクワット」をオススメする。
スクワットは、キング・オブ・エクササイズ(筋トレの王様)と言われ、 鍛えられる部位は、脹脛(ふくらはぎ)・太腿・腰・腹筋・背筋と下半身に連動するすべての部位を鍛えることが出来る。
しゃがむ動作にこれだけ多くの部位を使うことができるのだ。 大物芸能人の黒柳徹子さん(84歳)は毎日スクワット50回やっている。
年齢を感じさせない若さの源は、脚トレにあるって言っても過言ではない。 老後の健康寿命を伸ばすにもスクワットは最高のパートナーとなる。
いつまでも若々しく健康的に過ごしたいものだ。
具体的なスクワットの種類【動画あり】
ここからは具体的なトレーニングを紹介する。自身のレベルに応じて適切に選択して欲しい。
STEP1)ショルダースタンドスクワット
STEP2)ジャックナイフスクワット
STEP3)サポーテッドスクワット
STEP4)ハーフスクワット
STEP5)フルスクワット
STEP6)クローズスクワット
STEP7)アンイーブンスクワット
STEP8)ハーフワンレッグスクワット
STEP9)アシステッドワンレッグスクワット
STEP10)ワンレッグスクワット
ハッハッハ、ひと言にスクワットといってもこんなに種類があり難易度がある。
1つクリアするごとに自分の成長を感じられるから最高だ!
各動作STEPアップの目安は20回×3setを楽にこなせるかどうかだ。
1つの動きに2秒間かけてゆっくりと行う事で筋力と神経、靭帯の強化に役に立つ。
この記事を見た同志の未来に、幸ある事を祈り本日は閉じようと思う。
それでは!